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求人票の見方・実質待遇チェッカー見かけの月給を、時間と休日まで分解

固定残業代を除く給与の内訳と、年間休日・残業・通勤を含めた時間単価の目安を整理します。求人票だけでは分からない項目は、企業への確認質問に変えます。

  • 待遇スコアや企業の良し悪しを判定しない
  • 固定残業時間と実際の残業想定を分ける
  • 入力した金額・休日・時間を保存・外部送信しない

最終更新:2026年8月8日

約1分で確認

求人票の数字を入力

給与の表示方法 必須
万円/月

年収例や最大額ではなく、応募時に想定できる下限を入力します。

万円/月

有給休暇は加えません。

時間

給与の内訳を入力する 精度が上がります
万円/月
万円/月

通勤手当・条件付き手当・変動報酬は含めません。

万円/月
時間/月
万円/年

前年実績・業績連動・初年度不明は0で計算します。

時間/月

固定残業時間ではなく、希望部署の実績や自分の想定を入力します。不明なら空欄にします。

通勤・休憩時間を追加する 任意
日/週

週5日勤務を前提に、年間の通勤日数を概算します。

金額は税引前です。入力した金額・休日・時間は保存・送信しません。ツールの表示・計算完了だけを匿名で計測する場合があります。

年間休日労働者1人平均 116.6日厚生労働省・2025年調査
固定残業代金額・時間・超過分を確認厚生労働省の明示事項
計算方式ブラウザ内で即時計算入力した数値は送信しない

求人票の「実質待遇」とは

月給や年収の表示額だけでなく、基本給、固定残業代、確実に支給される賞与、年間休日、所定労働時間を同じ基準に直して確認する考え方です。数字だけで求人を評価せず、応募や内定承諾の前に確認すべき条件を見つけるために使います。

求人票の見方|確認すべき10項目

給与・休日だけでなく、仕事内容や契約期間まで確認すると、入社後の条件差を減らしやすくなります。求人票に記載がない項目は、面接やオファー面談で確認してください。

1

募集者・雇用主

求人媒体の運営会社ではなく、実際に雇用契約を結ぶ会社名を確認します。

2

仕事内容と変更範囲

入社直後の業務だけでなく、配置転換などで担当する可能性がある業務範囲を確認します。

3

勤務地と変更範囲

初期勤務地、転勤範囲、出社頻度、リモート勤務の変更可能性を分けて確認します。

4

雇用形態・契約期間

正社員、契約社員、派遣などの区分と、有期契約の更新基準・回数や期間の上限を確認します。

5

試用期間

期間だけでなく、給与、手当、雇用形態、福利厚生に通常時との違いがないか確認します。

6

給与・固定残業代・賞与

基本給、毎月固定の手当、固定残業代、変動報酬を分け、賞与は保証額と実績を区別します。

7

就業時間・労働時間制度

始業終業、休憩、平均残業に加え、フレックス・変形労働時間・裁量労働などの適用を確認します。

8

休日・休暇

年間休日、完全週休2日制かどうか、祝日、年末年始、有給休暇を別々に確認します。

9

社会保険・福利厚生

加入保険、退職金、住宅手当などの適用条件と、試用期間中の扱いを確認します。

10

最終的な労働条件

求人票の内容と、内定時に受け取る労働条件通知書の給与・勤務地・業務が一致するか確認します。

2024年4月から追加された明示事項

募集時に明示する労働条件へ「業務の変更範囲」「就業場所の変更範囲」「有期契約の更新基準・上限」が追加されています。

厚生労働省「募集時等に明示すべき事項」

実質時給の計算方法

年間所定労働時間=(365日 − 年間休日)× 1日の所定労働時間

想定年間総労働時間= 年間所定労働時間 + 月残業時間 × 12

実質時給の目安= 確認できる額面年収 ÷ 想定年間総労働時間

有給休暇は年間休日へ加えません。休憩と通勤は賃金上の労働時間に含めず、生活拘束時間の参考計算だけに使用します。

求人票の実質待遇を計算する例

月給32万円の求人でも、基本給、固定残業代、休日、残業想定を分けると比較の前提が明確になります。

入力する求人条件

月給下限
32万円
基本給+固定手当
26万円
固定残業代
6万円・30時間分
確実な年間賞与
64万円
年間休日
120日
所定労働・想定残業
1日8時間・月25時間

この条件での計算結果

確認できる額面年収448万円
年間の想定労働時間2,260時間
想定残業込みの時間単価約1,982円

計算:32万円×12か月+64万円=448万円。年間勤務日数245日×8時間+月25時間×12か月=2,260時間。448万円÷2,260時間=約1,982円。税引前の比較用概算であり、固定残業時間を実際の残業時間とは扱いません。

固定残業代の求人票で確認すること

厚生労働省は、固定残業代を設ける求人について、計算方法、固定残業代を除いた基本給、設定時間を超えた分を追加で支給する旨の明示を求めています。本ツールは法的有効性を判定せず、入力欄の不足を確認事項として表示します。

厚生労働省「固定残業代の明示」

年間休日の平均は116.6日

厚生労働省の令和7年就労条件総合調査では、2024年の労働者1人平均年間休日総数は116.6日でした。常用労働者30人以上の民営企業を対象とした平均であり、個別求人の適法性や働きやすさを示す基準ではありません。

厚生労働省「令和7年就労条件総合調査」

よくある質問

実質時給は正確な賃金額ですか?

入力した条件による比較用の概算です。税引前であり、法的な賃金単価や手取り額ではありません。

固定残業代がある求人は避けるべきですか?

固定残業制度だけで判断できません。基本給、金額、時間数、実際の残業、超過分の支給方法を分けて確認してください。

賞与は年収に含めてよいですか?

確実な支給額だけを入力してください。前年実績、業績連動、初年度の按分は保証額ではないため別途確認が必要です。

求人票と労働条件通知書の内容が違う場合はどうしますか?

変更点を口頭だけで済ませず、入社前に書面で確認してください。判断に迷う場合は、ハローワークや労働局などの相談窓口も利用できます。

入力内容は保存されますか?

入力した金額・休日・時間は保存・送信しません。ツールの表示・計算完了だけを匿名で計測する場合があります。

検証・編集情報

責任編集
Marine(Cotamee運営者)
実務背景
人材紹介会社の代表取締役として事業運営に携わる
検証日
2026年8月8日
検証内容
計算式、公的情報、入力エラー、PC・スマートフォン表示
参照基準
2024年4月施行の労働条件明示事項、厚生労働省の令和7年就労条件総合調査

求人票で確認できる数字と未確認条件を分け、法的判断や企業評価は行いません。誤りや更新情報はお問い合わせから受け付け、確認後に修正します。