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新卒履歴書の学歴・職歴欄の書き方|記入例とケース別確認

新卒履歴書の学歴・職歴欄は、企業・学校指定の様式を確認し、正式な学校名と入学・卒業年月を記録から写し、時系列で書くのが基本です。記憶で年月を埋めず、証明書、学生情報、学校の案内などと照合してください。

アルバイトやインターンを職歴に含めるか、学歴をどこから書くかは、様式・企業・学校の指示で変わります。一般例より指定を優先します。

履歴書様式と学校記録を確認して学歴職歴欄を完成する5ステップ
履歴書様式と学校記録を確認して学歴職歴欄を完成する5ステップ

書く前に4点をそろえる

  • 応募企業または学校が指定する履歴書様式
  • 学校の正式名称、学部・学科・専攻
  • 入学、卒業、卒業見込みの年月
  • 編入、留学、休学、転学などがある場合の学校記録

厚生労働省は、新規大学等卒業予定者向けの標準的事項の参考例や履歴書様式例を案内しています。ただし、企業指定様式がある場合はその指示を確認してください(2026年8月13日確認)。

基本の書き方

学歴は正式名称で書く

「〇〇高校」「〇〇大」のような略称を避け、学校、学部、学科まで正式名称を確認します。学校名が在学中に変更された場合は、証明書や学校の案内を確認し、現在名・当時名の扱いを勝手に決めません。

年号を統一する

西暦または和暦のどちらでも、履歴書内で統一します。資格欄や日付欄も同じ基準にします。

入学と卒業を分ける

年月と出来事を1行ずつ書きます。卒業前は「卒業見込み」など、様式・学校の案内に合う表記を使います。

学歴・職歴
20XX 4 〇〇県立〇〇高等学校 入学
20XX 3 〇〇県立〇〇高等学校 卒業
20XX 4 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
20XX 3 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業見込み

これは形式を示す架空例です。年月と正式名称は自分の記録へ置き換えてください。

学歴はどこから書くか

指定がある場合は従います。指定がない場合は、高校入学以降など、学歴欄の行数と応募先の案内に合わせる方法があります。小学校からすべて書けば丁寧になるとは限りません。

判断するときは次の順です。

  1. 企業指定に記載範囲があるか
  2. 大学・学校のキャリア支援に案内があるか
  3. 履歴書の行数で卒業見込みまで無理なく入るか
  4. 特別な経歴を正確に説明できるか

行が足りないから重要な経歴を消すのではなく、別様式を使えるか、企業・学校へ確認します。

新卒の職歴欄

職歴がない新卒者は、様式の案内に合わせて「なし」などを記入し、最後に「以上」を置く方法があります。配置や表記は学校・企業の見本を優先してください。

アルバイトやインターンを一律に正社員の職歴として書くとは限りません。企業が就業経験を求める、応募職種と強く関連する、様式に専用欄があるなどの場合は、雇用形態と事実が分かる形で指示に従います。自己判断で経歴を大きく見せません。

ケース別の確認方法

大学院へ進学した

大学の卒業と大学院の入学を分け、研究科・専攻の正式名称、修了見込みを確認します。「卒業」と「修了」を混同しないよう、学校の証明書に合わせます。

編入・転学した

入学、編入学、転学、卒業見込みなどの経過を、学校の記録に沿って書きます。読み手が時系列を理解できることが大切です。省略方法を自己判断せず、大学窓口へ確認してください。

留学した

正規留学、交換留学、短期研修などで扱いが異なります。学歴欄へ書くか、別欄で説明するかを学校の案内と様式で確認します。学校名、国・地域、期間を事実どおりにします。

休学・復学した

期間と経歴の記載は、学校記録、応募先の指示、行数を確認します。理由の個人的な詳細を履歴書へすべて書く必要があるとは限りません。面接等で説明する範囲も整理してください。

卒業時期が標準年限と異なる

年月を都合よく合わせず、実際の記録を書きます。理由を聞かれた場合に、話せる範囲と現在の状況を事実どおり説明できるよう準備します。

記入前の照合シート

項目 正式記録 履歴書へ書く表記 確認元
高校名 証明書・学校サイト
大学名 学生情報・証明書
学部・学科 同上
入学年月 同上
卒業見込み年月 大学案内
特別な経歴 学校窓口

書き始める前に一度この表へ集めると、複数企業の様式へ転記するときの誤りを減らせます。

修正前後の例

修正前

20XX年4月 〇〇大 入学

20XX年3月 卒業予定

学校名が略され、学部・学科と卒業する学校が分かりません。「予定」が企業・学校指定の表記かも確認できません。

修正後

20XX年4月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学

20XX年3月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業見込み

修正後は正式名称と対象が分かります。これは架空の形式例です。実際の表記は指定様式と学校記録へ合わせます。

履歴書の文章欄も含めて伝わり方を確認する

結論、具体性、再現性、企業との接続を整理します。学歴年月や形式ミスを自動判定する診断ではありません。

ESの伝わり方診断を始める

Web入力・PDF・紙での注意

提出方法 学歴・職歴欄で確認すること
Web入力 選択式の年月、文字数、行追加、卒業見込みの選択
PDF 改行、欄外へのはみ出し、フォント、最終表示
読みやすさ、記入欄、訂正方法、印刷状態

同じ企業へWebフォームとPDFの両方を出す場合は、学校名、年月、卒業見込みが一致するか横に並べて確認します。

ケース別の記入順を時系列で確認する

編入した場合の構造例

記入内容の構造
20XX 4 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
20XX 4 △△大学△△学部△△学科 3年次編入学
20XX 3 △△大学△△学部△△学科 卒業見込み

大学院へ進学した場合の構造例

記入内容の構造
20XX 3 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業
20XX 4 〇〇大学大学院〇〇研究科〇〇専攻 入学
20XX 3 〇〇大学大学院〇〇研究科〇〇専攻 修了見込み

休学・復学がある場合

開始年月、復学年月、学校の記録上の扱いを確認します。履歴書の行数が足りない場合は、自分で経歴を削らず、大学キャリアセンターや企業へ相談してください。

上記は書く順番を示す架空例であり、すべての学校・企業で同じ表記を保証するものではありません。「3年次編入学」「修了見込み」などの語も、自分の証明書と学校案内に合わせます。

年月を確認する逆算表

出来事 自分の記録 証明資料 履歴書との一致
高校入学
高校卒業
大学入学
卒業見込み

年齢から年月を推測する計算表は確認の補助にとどめ、正式記録を優先します。留年、飛び級、留学、休学などで一般的な進学年と異なる場合があります。

学歴・職歴欄とほかの書類を照合する

照合先 一致させること
ES・Webフォーム 学校名、学部・学科、入学・卒業年月
卒業見込証明書 学校名、卒業見込み時期
資格欄 年号表記と取得年月の並び
面接メモ 編入・留学・休学等を説明する事実

文章量が違っても、事実は変えません。面接で経歴の背景を聞かれた場合は、応募先に必要な範囲で、現在の学業・志望とのつながりを説明できるようにします。

読みやすさの最終調整

正式名称が長くても、勝手な略称で短くしません。欄からはみ出す場合は、文字を極端に小さくする前に、指定様式の別サイズ、PC入力、企業の案内を確認します。行頭や年月の位置をそろえ、採用担当者が時系列を追える状態にします。

履歴書全体の書き方と提出前チェックは、新卒履歴書の書き方で確認できます。

つまずいたときの分岐

  • 正式名称が分からない:証明書、学校の学生情報、窓口で確認する
  • 入学年月を忘れた:記憶で推測せず学校記録を確認する
  • 行が足りない:重要経歴を消さず、指定者へ記載方法を確認する
  • アルバイトを書くか迷う:様式と企業・学校の指示、雇用形態を確認する
  • 休学理由を書きたくない:履歴書に必要な事実と、面接で伝える範囲を分け、学校窓口にも相談する

提出前チェック

  • 企業・学校指定の様式を使った
  • 学校名、学部、学科を正式名称で書いた
  • 入学・卒業年月を記録と照合した
  • 西暦・和暦を統一した
  • 卒業と修了、予定と見込みの表記を確認した
  • 編入・留学・休学等を都合よく省略していない
  • 職歴なしの表記を様式に合わせた
  • Web・PDF・紙の内容が一致している

チェックで誤りを見つけた場合

提出前なら、正式記録を確認して元データから直し、PDFや印刷物を作り直します。提出後に学校名、年月、卒業見込みなどの誤りへ気づいた場合は、企業の案内を確認し、正しい情報を早めに伝える方法を採用窓口へ相談します。

誤りを隠すために面接だけ別の年月を話すと、書類との不一致が残ります。訂正する項目、誤った内容、正しい内容を簡潔に整理してください。

学校名が統合・改称されている場合

入学時と現在で名称が異なるときは、証明書に記載される名称と学校の案内を確認します。旧称と現名称を併記するかは、行数や企業指定も関わるため、一般例だけで決めません。大学窓口へ「履歴書ではどの名称を使うか」と具体的に尋ねます。

海外の学校歴がある場合

学校名、国・地域、在籍期間、修了・卒業の扱いを正式記録から確認します。日本語訳を付ける場合も、自己流の学校種別へ置き換えて誤解を作らないよう、証明書・学校案内・応募企業の指示を確認してください。

学歴欄で説明しきれない場合

限られた欄へ理由を長く書き込むより、時系列の事実を読みやすく示し、必要な背景は別欄や面接で説明します。ただし、応募先が特定の説明を求めている場合は従います。個人的な事情をどこまで伝えるか迷う場合は、大学の相談窓口を利用できます。

原本と照合する確認シート

記載項目 確認する資料 履歴書の表記 確認済み
入学・卒業年月 卒業証書、学生情報
学校・学部名 学校公式表記
卒業見込み 学校の案内
留学期間 証明書・履歴
アルバイト以外の職歴 雇用資料

記憶だけで年月を埋めず、和暦・西暦を全欄で統一します。学校の統合や名称変更がある場合は、現在名と在籍時名のどちらを使うか学校の案内を確認します。

ケース別の記入判断

休学や留年の理由を学歴欄へ長く書く必要はありませんが、在籍年月は事実どおりにします。面接で聞かれた場合に、伝える範囲と現在の就業への影響を整理します。アルバイトは通常の職歴と同じ扱いとは限らないため、企業の指定欄があるか確認します。

誤りに気づいたら、提出前は修正して再確認します。提出後に入学年月や学校名など重要な誤りへ気づいた場合は、採用窓口へ事実と訂正内容を簡潔に連絡します。

提出後の面接準備

履歴書の年月に沿って、進学、専攻、休学・留学、アルバイト以外の職歴について質問された場合の事実を整理します。理由を美化せず、現在の応募職種との接点がある内容だけを必要な範囲で補足します。

学歴の名称や期間を自己PRのために変えず、証明資料と一致させます。学校指定の履歴書と企業フォームで欄が違う場合も、同じ経歴が追えるか照合します。

完成条件

第三者が入学から卒業見込みまで時系列を追え、正式名称、年月表記、卒業・見込みの状態が分かります。空白があっても虚偽で埋めず、必要なら面接用メモへ理由を残します。

英文表記や海外校がある場合

企業指定が日本語なら、学校の正式な日本語表記または原語表記を確認し、独自翻訳で学位名を変えません。入学・修了年月、学位、国・地域を証明資料と一致させます。説明が必要な制度は、履歴書へ詰め込まず採用窓口へ記入方法を確認します。

よくある質問

中学校から書く必要がありますか?

指定を確認してください。指定がない場合は高校入学以降など、行数と一般的な案内に合わせる方法があります。企業・学校の見本があれば優先します。

アルバイトは職歴に入れますか?

一律ではありません。様式の指示、応募先が求める情報、雇用形態を確認します。専用の経験欄がある場合はそちらへ書く方法もあります。

「卒業予定」と「卒業見込み」はどちらですか?

企業・学校・様式の案内に合わせます。自己判断で統一せず、大学が発行する証明や提出見本を確認してください。

まとめ

新卒履歴書の学歴・職歴欄は、指定様式と学校の正式記録を基に時系列で作ります。先に照合シートを埋め、複数媒体の年月と名称を一致させてください。

履歴書全体の形式と文章欄は、新卒履歴書の書き方へ進むと確認できます。文章欄まで完成したら、ESの伝わり方診断で読み手に不足する情報を点検できます。